代理店ビジネスにおける代理店とは、企業が自社商品やサービスを販売する際に、商品やサービスを企業にかわって販売する権利を特別に与えられたお店のことをいいます。
企業が商品を販売する上ではわりと一般的な形態で、身の回りを見渡してみても、多種多様なジャンルの企業がこの代理店ビジネスを活用しています。
代表的なものとして、「生命保険販売」、「化粧品販売」、「健康食品販売」、「形態電話販売」などがあります。
基本的には代理店は企業が経営しているわけではなく代理店は1つの独立した事業主として営業活動をすることになります。
収入は本社から仕入れを行って、消費者に販売した差額によって発生します。
例えば、定価の60%で仕入れる権利を持っていれば、40%が代理店の売上となるわけです。
例を挙げると、1か月に1万円の化粧品が50個売れた場合の収入は
1万円×40%×50個=20万円 となります。
◆代理店ビジネスの特徴
代理店が売上を上げれば上げるほど有利な条件で商品を仕入れることができるシステムをとっている会社が多く、それぞれの会社によって呼び方は異なりますが、権利の大きさによって、販社、代理店、特約店などに分けられることもあります。
例を上げると、最初は特約店から始めて、売上目標をクリアしたり、特定数の特約店を育成したら代理店に昇格、また代理店昇格後、売上目標をクリアし、特定数の代理店を育成したら販社に昇格するといった感じです。
仕入れ率が販社40%、代理店60%、特約店70%となっており、販社は一般の顧客に販売した場合は商品1個につき60%の利益、代理店に卸した場合は20%の利益となります。
大きな組織を作り上げて販社になってしまえば、自分はあまり活動しなくても、代理店に卸しているだけで月々数十万円、数百万円の収入になることもあります。
◆代理店ビジネスのメリット
代理店とはいっても必ずしも店舗をかまえなければならないわけではなく、独立開業やフランチャイズビジネスのように多額の準備金を必要としないので、わりと簡単に始めることができます。
企業の商品、名前、パンフレットなどの宣伝備品などを活用できるので、代理店は商品、サービスの販売に専念できます。
◆代理店ビジネスのデメリット
商品が売れれば収入が発生しますが、売れなければまったく収入になりません。
飛び込み営業などをしてもなかなか商品が売れる時代ではないので、営業力や人脈など商品販売能力に自信がある人ではないとなかなか安定した収入は難しいのではないでしょうか。
◆代理店ビジネスの注意点
どんなシステムでもいいというわけではなく、商品力はもちろんのこと、在庫を月々決まった数量仕入れなければ代理店の権利がなくなってしまうなど、自分に不利な条件となっていないか、企業の選択には十分注意する必要があります。
第2の収入源として考えた場合、こつこつと自分の組織を作り上げていけば安定した収入を得ることも可能だと思います。
ただ、やはり抜群の商品力、人並み外れた人脈や営業力は不可欠だと思われますので、誰でも簡単にというわけにはいかないのではないでしょうか。
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